わんちゃんへの安全性について
人間と犬の腸の構造には共通点があることから、わんちゃんにも安心して使えるのではないかと考え、大学機関にご協力いただき、基礎的な安全性についての確認を行いました。
その結果、一定の条件下において、わんちゃんに『LB-4*DOG』の「ABM®乳酸菌」を与えても健康への悪影響は認められないという報告をいただいています!
ですので、わんちゃんが摂取しても問題がなく、健康維持のサポートが期待できます!
エビデンス
共同研究:植物由来乳酸菌のペット(犬)への健康効果の検証
この研究では、5歳から10歳のわんちゃんたち7匹に協力してもらいました。
目的ーーーーーーーーーーーーー
植物由来乳酸菌は、人がサプリメントとして食することで血糖値抑制効果、免疫力向上などの健康効果を確認している。
犬は人間同様に雑食であることから、同様の効果が期待できる。そこで、犬への健康効果を検証するための1段階として、犬に対する適応性試験を実施する。
方法ーーーーーーーーーーーーー
乳酸菌の投与量
◼ 0.5g/20kgまで
◼ 1g/20kg以上
観察期間ーーーーーーーーーーー
◼ 28日間
◼ 体重のみ1週間ごと
糞便詳細
あり
元気
普通 〇
※途中で異常があった場合は投与中止
結果の解釈
◆ まず、植物由来乳酸菌(乳酸菌)に関して、7例、すべての犬に対して明らかな有害事象は認めなかった。1例の犬で、投与開始7日目に便に出血が見られたが、一時的なものであり健康状態にも影響はなかった。
◆ 食事も7例中6例では、期間中100%完食であった。1例のみ投与開始15日目に食事を10%しか食べなかったが、この時に関連した疾病はなかった。
◆ 乳酸菌の副作用として、軟便や下痢になる個体もなかった。糞便スコアは7例中6例で、スコアの上下変動は1以内であった。 7例中4例は期間を通じてスコアもほとんど変化しなかった。1例の犬で便が柔らかく なる傾向が見られたが、持続的な変化ではなく一過性の変化と考えられた。
◆ 一般状態の指標として元気に変化があるかを活動性で確認したが、常に活動性は普通か元気であり、元気が低下することはなかった。
◆ 食事への関心は2例で関心が低いときがあったが、1例は継続して関心が低く、もう一例は関心にムラが大きい傾向があった。しかし、その2例とも食事は常に完食した。そのほかの例では、常に食事に関心があり、乳酸菌の投与による食事へ嗜好性は大きく変わらないと考えられた。
◆ 体重の変化は、全例で大きな変動はなく、乳酸菌による急激な体重増加や減少は見られないとも思われる。
結論
今回使用した植物由来乳酸菌の犬への投与により、
1)嗜好性は大きく変化しない、
2)体重の変化はない、
3)糞便スコアに関しても大きく変化することはない事が明らかとなった。
つまり、今回使用した植物由来乳酸菌は犬に与えることが可能であり、それによる明らかな有害事象は28日間の投与では認められなかった